子どもが喜ぶおすすめ動画
みなさんはトムとジェリーは好きですか?
今日はピアノにまつわるトムとジェリーのお話です。
私の家では、トムとジェリーを夫も子どもも大好きでよく見ています。
私は小さい頃にあまり見たことがなかったのですが、夫は大好きだったそうで子どもにも見せ始めました。曰く「言葉を介さないコミュニケーションの大作」なのだとか。
つまりは、セリフのかけあいや言葉の面白さなのではなく、登場人物の表情と行動だけですべてを説明し、さらに笑いをとるのだそうです。
お笑いで例えると、漫才ではなくサイレントものまねと言ったところでしょうか。←適当
確かにわが子も、言葉が分からない年頃でも、トムとジェリーの掛け合いの意味はすぐに理解してケラケラ笑っていました。繰り返しの表現やオーバーリアクションやいたずらネタのオンパレード。追うものと追われるものの立場の功名な逆点。たしかに最高です。(笑)
チャップリンがトーキー(無声映画)で大衆の心を一気につかんだように、エンターテイメントの原点なんだなぁという気がして、普及の名作たるゆえんが分かりました。今では100均でDVDが売っているくらいですし、YOUTUBEでも普通に見られますしね。
そして、ピアノが好きな方やお子さんにぜひ見てほしいのが、画像にある回「ピアノ・コンサート」です。なんとアカデミー賞の短編アニメ賞も受賞しているそうです!すごっ!
リストのハンガリー狂詩曲を演奏している時に、トムとジェリーがドタバタ劇を繰り広げるのですが、音楽と映像の掛け合いの妙がとにかくすごいんです。技巧もさることながら、壮大で繊細な美しさもある名曲をバックに、絶妙ないたずらをしかけて笑いをとり続ける2ひき。可愛すぎです。
作品としても発想の大胆さと、作り手の技術の高さには脱帽です。一回見たら心を奪われ、繰り返し見たくなります。さすがアカデミー賞ですね。なんと世界的なピアニストのランラン(劇場版ののだめカンタービレでのだめの演奏吹き替えもやってる人です♩)は、小さい頃にこのトムとジェリーの「ピアノ・コンサート」を見てピアノを始めたとか!
世界中の人を笑顔にして、さらに一流のピアニストも生んだなんて、素敵ですよね。
今回のコロナもあって、家でなんとなく退屈な方。もし気晴らしに何か見たいな~なんていう時はぜひご覧ください🎹
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